
友人の友人、下僕自身は、1度ぐらいしかあった事がない、ほとんど他人の方なの
ですが、何か頭の中で声が聞こえるようになったとか。
その声は、自分は神であると名乗っているようで、その筋の方に見てもらったところ、
その声の言っていることは、本当らしく、実に不思議なことに、チャネリングができる
ようになったらしいのです。
興味津々の下僕は、その人と親しくしている友人にお願いして、下僕のことを
聞いてみて欲しいと言ってみました。
直接会うことなく、電話などでも、その人は、頭の中に浮かべる事で、そのなにやら
不思議な声が語りかけてくるというのです。
突然だったのですが、快く引き受けて下さったその方は、下僕の質問に答えてくれ
ました。
下僕が期待するような答えはなかったのですが・・・(涙)
電話を切った後、しばらくしてその方からわざわざ折り返しで電話を頂きました。
何事かと思えば、その方曰く、「頭の中の声の存在が、下僕が飼っている猫は、
あなたの先祖だから大事にしなさい」と伝えているとの事でした。
だっ誰だろう? でも、心当たりはチャンスしかいませんっ。
歳を取り、気弱になったのか、下僕以外の人間には一生懸命に媚びを売るくせ
に、下僕には冷たい視線で「おまえはまた飲んでるのか!」と冷ややかに観察して
いる奴です。
酔っ払いの下僕がどんなにチャンスに擦り寄っても、「酒クサッ」と顔に書いて、
「お前は本当に!」と言いたげな顔で去っていくチャンス。
猫との、猫らしい抱擁を求める下僕を冷ややかな視線で、一瞥して去っていく
チャンスに、「本当はお前は人間だろう」といつも思っていました。
チャンスの視線は、誰よりも説教くさい時があるのです。
そのくせ、いつまでも下僕を見捨てずにいつまでも相談相手として君臨するチャンス
以外は考えられないのです。
その方曰く、「先祖がペットになって戻ってくるというのは良くある事」だそうです。
宗教的なことは、拒否してしまう下僕ですが、なんとなく、そうだったんだと納得して
しまいました。
チャンスがご先祖様なら、やっぱり下僕の元へ、来るべくして来たんだと納得できる
のです。
「チャンス、一緒に帰ろうね。今まで、下僕の気まぐれに付き合ってくれてありがとう。
でも、二人とも死んだら大好きなあそこで静かに眠ろうね。」
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