
引越しをしました。引越し先は裏が雑木林のような所なので、裏に面した窓で、1箇所だけレースのカーテンを開けっ放しにすることにしました。
くろじは、気に入ってくれた?のか、こんな感じで外を覗いて、心の旅に出かけます。
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何をみているの・・・? |
この窓は、夜、電気をつけていると、色々な虫が体当たりしてきて、窓に痕跡を残します。
ある時は、カブト虫が窓の枠で大騒ぎして、チャンス、チッチ、くろじは、目を白黒させて身構えていました。
今までは、こんな風に虫や木にとまる小鳥を眺めることができない部屋だったので、ここに引越しを決めたのは、くろじ様の為といっても過言ではありません。
がっ、くろじはは、下僕が期待していた程、喜んでは頂けなかったのか、自分の好きな場所は、自分で決めるようです。
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気がつけばこんな所でくつろいでいます。
「ここは、洗濯機の中だから間違って電源が入ってしまったら危ないよ」と言い聞かせても、見つかると、
「ここにいてもいいでしょ・・?」
と、可愛い顔で精一杯媚を売るので、ついつい許してしまいます。 |
くろじは、どうも湿っぽい所が好きなようで、お風呂の浴槽の中とか、洗面所、洗濯機がお気に入りのようです。
引越しをして、くろじは、引き戸の押入れを自分で開けることを覚えました。
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押入れの中のこたつ布団の上で熟睡します。 |
でも、お気に入りのこたつ布団がしまってある上の段には、飛び乗ることができず、体当たりジャンプをしては、無残に引っ掻き傷だけを残し、落下します。
落下する時に、くろじの腰が悪化するのではないかと、過保護な下僕は心配で、落下の衝撃音を聞くと、飛んでいってこたつの布団の上に乗せてあげていました。
すると、自分で押入れをあけられる様になったはずの、ずる〜いくろじは、中に入りたくなると、押入れの前にチンマリと座って、ひたすら下僕を見つめて、「押入れを開けろ!早く、布団の上に寝かせろ!」と、念を送るようになりました。
下僕は、くろじの真っ直ぐな視線を避けることができず、「中で寝んねするの?」などと言いながら、ついつい甘やかしてしまいます。
その上、布団の上に乗せながら、「くろじは、腰が悪いんだから、降りるときは飛び降りたりしないで、ちゃんと声かけてね」などと、どこまでもばか親になりきります。
がっ、当然くろじは、そんな下僕の気持ちなどおかまいなく、飛び降りますが・・・。
「そんな心配する前に、押入れの中になんかに、入れるなよ。布団が毛だらけになるだろ」と天の声が聞こえてきそうですが、いいのです!
ここは、くろじのお部屋だから、くろじの好きなようにしていいのです!
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