
我が家の居間と玄関の間にあるドアは、くろじと下僕の戦いの場所です。
何故かというと、居間にあるドアの先は、玄関とトイレ、洗面所とお風呂があって、
くろじ達には、出入り禁止を言い渡してあります。
外出から帰ってきた時に、感極まったチッチや当然と考えているチャンスが外へ
飛び出さないように今の家では、居間のドアを境に出入り禁止令をだしたのです。
これが、くろじは気に入らないのです。
最初は、かわいく「なんで、オイラは行けないの?」なんて言っていたのですが、それ
が通じないと解かると、下僕がトイレに行って、戻ろうとドアを開ける瞬間を狙って
「ウッニャー」とおたけびをあげ、飛び出すようになってしまったのです。
瞬間の勝負なのですが、くろじの方が一枚も二枚も上手です。
ドアを開けた瞬間に鼻先を隙間に突っ込みます。下僕は、くろじに怪我をさせたく
ないので、結局、ドアを締め切れず、くろじは、念願のドアの先へ、探検へと旅立
ちます。

後は、悠々とくろじの探検が始まるのですが、いつも変わらない風景なので、今度
は、つまらなくなって、「遊べ」と、玄関で鳴きはじめるのです。
それはちょっと、下僕としては、迷惑なので、くろじを抱えて居間のドアの中へ連れ
戻そうとするのですが、これまた、くろじ的には、許せない行動らしく、居間の中へ降
ろしたとたん、 「フッ シャアー」と、下僕を威嚇して、一噛みして、鼻を「フンフン」
言わせながら、横目で下僕を睨み付けながら、八つ当たりできる誰かや、物を物色
するたちの悪いヤンキーみたいな顔をして部屋の中を徘徊します。
くろじ的には、何故自分が行っちゃ行けない場所があるのか納得できないのでしょう
が、何年か一緒に暮らし、何度も腕枕で一緒に寝ているくろじに、本気で、「フッ
シャアー」と、毛を立てながら威嚇される下僕としては、涙がでてしまいます。
チャンスやチッチは一度として、下僕を本気モードで威嚇した事は、ありません。
くろじだけです(涙)
「くろじは、なんでこんなに我儘になってしまったんだろぉ〜シクシク (涙)
」
「下僕、あんたがあまやかしたんだヨ!」

下僕が、あまりにもくろじを甘やかし過ぎたと言われます。
でも、もともとの性格もあるし?くろじの誰にも媚びない、その気高さがまた、かわいい
部分でもあると思うのです・・・。
が、やっぱり本気で威嚇するくろじは、寂しいです・・・。
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